キャリアプランを考えることを考える
キャリアプランなんて考えたこともなかった、という話。
先日自分のキャリアプランを話す機会がありました。
それまで特に考えたことがなかったので、思いつきで適当に話したのですが、改めて考えてみたいと思います。
ただどう考えるのが良いのか、よく分からなくなってきたので、書きながら整理します。
仕事は基本降ってくるもの
まず、仕事は基本的に自分ではなく上司が決めるものですよね。
自分がやりたい仕事を好き勝手に出来るわけではないです。
もちろん希望を上司に伝えることで、それが叶うこともあるでしょう。
ただ会社勤めである以上、与えられたことをこなすのはマストで、希望を聞いてもらえるのはご褒美的だと思います。
また、そもそも希望する仕事が存在しないような状況なら、そこに留まる限り希望が通ることはないでしょう。
そういう意味で、幸運にも希望を聞いてもらえる環境であったとしても、ダメ元で叶いそうな要望を伝えてみる、ぐらいしか自分の仕事内容には関与出来ないのかなと思います。
あまり自分自身は「これをやりたい!」という強い思いを持った何かがある訳ではないですが、
仮に今年はこれをやって、来年までにあれをやる、みたいなプランを立てても、意味ないんじゃないかなと思います。
(それが現在の延長線上のありそうな内容なら実現するかもしれませんが、それはプランではなくただの予測ですよね)
「何をやるか」ではなく「どうやるか」
上記のように、やりたいことは良くて部分的にしか選べないとして、プランを立てるべきなのは「どうやるか」だと思います。
何らかの仕事が与えられた時に、それに対してどう取り組み、どんなレベルのアウトプットを出し、どんな評価を取りに行くのか。
その部分は自分次第でコントローラブルな領域なので、プランを立てる意味があるはずです。
振り返ると、自分のキャリアプランも、「○○をやる」とか「△△になる」ではなく、「最速で出世する」という自分の取り組みに依存するものです。
出世の評価判断するのは他人とはいえ、かなりの程度自分の取り組みで結果を変えられるプランだと思います。
今いる会社でのキャリアだけ考えるでは足りない
社内で話したので、自社内でのキャリアについてその時は話しました。
ただ、別にキャリアは今いる会社で完結するとは限らないし、むしろ転職、休職、留学など、色々な選択肢を混ぜて考えるべきだと思います。
また、自らのライフステージとも切り離せないので、結局人生設計の中の仕事部門がキャリアプランという位置付けだと理解しています。
自分としては、仕事はライフを豊かにするためのもので、仕事自体の目標は大してないです。
一方で、ライフを豊かにするという点の目標は高く持っているので、そのために転職を検討することは全然ありえる話です。
ライフプランとの兼ね合いで言えば、今の時期はとにかく多くのフローを獲得出来るように収入増を目指していて、
それがキャリアプラン上は「最速で出世する」というように反映されています。