投資戦略メモ(cis本の感想も含め)

マネーゲームと割り切って、勝つ方法を考える。

最近cisさんという投資家の本を読み、結構思うところがありました。

読むと分かりますが、どちらかというと著者は投資家というよりはプロのマネーゲーマーという表現が近いです。
自分自身の志向としても、バリュー投資のようなファンダメンタル分析による投資よりも、短期的でテクニカルな投機をしないと、資産を激増させることは出来ないと感じているので、同調する内容が多かったです。
結局何を目指すかによってベストな投資(投機)法は異なるので、逆にリスクを取りたくない人やゆっくり堅実に増やしたい人には向かない本だと思います。

自分の投資戦略をどうするか

さて、それを踏まえ、自分がどうするかを考えたいです。
自分がどうするかは自分で考えるのがめちゃくちゃ大事です。
なぜなら自分がアクセスできる人の考えは他の人もアクセス可能で、そのように広まった時点で意味が薄れているからです。
インターネットで見つけられる情報であれば、上記の本でいう3匹目のドジョウぐらいですかね…。それでは儲からない。
また上述の通り、何を目指すかによって取るべき戦略は異なるので、自分に最適なやり方は自分で見つけられるに越したことは無いです。

自分の場合は、負債を背負わない範囲で、最大限効率良く速やかに資産を増やしていきたいというのがあります。
手段は別に投機でなくても良いんですが、性格的に対人的にごちゃごちゃしたくないというのがあるので、インターネットからアクセスできる金融マーケットを舞台にしたいです。
株、先物、FX、仮想通貨など、「ゲームテーブル」も各種ありますし…。

cis本にもありましたが、資本市場はある意味で最高のゲームだと自分も思っていて、知恵と欲と感情のぶつかり合いというか、人間の総力戦というか、すごく最先端だけど原始的というか、自分の力を試すのにこれ以上無い環境だと感じます。
誤解なきように補足すると、お金を持ってる程人間的に優れている訳では無いですし、倫理や人道に反することをするつもりは無いです。
ただある種の能力が試されるとは思っていて、それはきっと自分の試したい能力なんでしょう。
それは賢さだったり胆力だったり論理的思考だったりアンテナの広さだったり運だったりするんでしょう。

興奮はさておき、もう少し具体的に。
まず、持ち続けるのは基本的にやめます。
今の資金量でしばらくしたら数倍になるかもみたいなのを待っているのは、目指すものに対して効率が悪いです。
同じ理由で現物もあまりやる理由が無いですね…。
(レバがない銘柄の場合は現物になりますが、買からしか入れないし、資金拘束割合も大きいのでよっぽど大勝ちできないと微妙)
そんなわけで仮想通貨は近日中に全部JPYにします。

それでレバレッジを前提に考えると、株、先物、FX、一部仮想通貨が対象になりますが、平日ちょっとと土日ぐらいしか触りたくないという制約があります。
結果的に、1〜2週スパンで株、先物の類をやるか、数時間〜数日のスパンでFXか仮想通貨をやるかみたいになりそうです。
ある意味ではどれでもやれるのですが、勝率が高そうなところをまずは選ぶ必要があります。
難易度で言えば、仮想通貨＜＜＜FX＜＜株＜＜＜先物ぐらいのイメージで、それぞれまあ特徴も色々違う。

仮想通貨は初心者が多く簡単で資金量もそこそこだけど、システムや法制度が色々整っておらず突発的な値動きのリスクがある。
FXはだいぶ成熟しており、値動きも激しくはないが、レバレッジ次第でリスク・リターンを調整可能。
株は歴史があり、知名度や投資の基本というイメージもあり、一番有象無象がひしめいていて相当な資金が動く。銘柄も大型株からボロ株まで幅広く、一口に語れない奥深さがある。
先物とかオプションは上級者向けだけど、上手くやれば資金効率はめちゃくちゃ良い。ただし外すと即死する。

どれも共通して、短期的に上がるか下がるかを予想するのはまあほとんど不可能で、よしんば出来るとしても相当な相場観を要するものかと思います。
そのため、何かしらのひずみや不公正、経済活動に人の恣意性が介在しているようなところを見つけて、逆手に取る方法を考えるのが勝率を上げるために必要です。
とりあえずは馴染みのあるFXで何か無いか、しばらく考えてみます。
(ただ、思いつかずとも試行錯誤は大事だと思うので、市場にはちょこちょこ挑んでいきたい)

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