Ledger Nano Sが届いたのでBCH、LTC、XRP、ETHを移動したよ
3月末ぐらいに届く予定だったんですが、早まって3月頭ぐらいに届きました。
さっそくBinanceに置いていた仮想通貨を移動しました。
動かしたのはタイトル通りですが、BCH、LTC、XRP、ETHです。
やり方は色々な方が書いているので、注意点だけ記載します。
ファームウェアのアップデートは一回USBを抜いて、左ボタンを押し続けながらUSBを差し込む
自分の注文したLedger Nano Sは確か元のファームウェアが1.3.8ぐらいでしたが、Ledger ManagerのFIRMWARESで見ると、1.4.1が利用可能とのこと。
折角なので使い始める前にバージョンアップしようということで、アップデートしました。
そうすると、本体側に下記のようなメッセージが出てきます。
「MCU firmware is outdated」
ここで、一回USBを抜き差しする必要があります。
そしてUSBを差す時に、本体の左ボタンを5秒ぐらい押し続けていると、次の画面に進めます。
英語ですが、詳細は以下にも書いてあります。
How to update my Ledger Nano S with the firmware 1.4 – Ledger
Ledger Nano S用のアプリは複数同時起動できない
Ledger Nano Sでは何種類かのアプリを利用します。
今だと、BTCウォレット、ETHウォレット、XRPウォレット、アプリマネージャの4種類がありますね。
→以下に載っているやつらです。
Ledger Wallet - Get started with Ledger
これらのアプリは同時に起動することが出来ないため、例えばETHウォレットを起動する時はBTCウォレットやアプリマネージャを閉じないといけないです。
BTCウォレットは複数のコインで共用される
名前的にBitCoin(BTC)用のアプリかと思いきや、LTC(LiteCoin)やBCH(BitCoinCash)もこのアプリからブラウザ上で入出金が可能です。
同様にETHウォレットはETHとETCの両方を扱えます。
ただし、アプリマネージャから個別のコインのアプリをインストールする必要があり、BTCのインストールはLTCやBCHのインストールの前提になっています。
ややこしいですが、ウォレットアプリはBTC、ETH、XRP用があって、更に各コイン用のアプリをアプリマネージャからインストールするような感じです。
まとめると例えばLTCを保管したい場合、BTCのウォレットアプリとアプリマネージャをChromeの拡張機能としてインストールし、アプリマネージャからBTCとLTCのコイン用のアプリをインストールすることになります。
そして、PC側でBTCのウォレットアプリを起動してから、本体側でLTCのアイコンを選択すると、PC側の画面がLTC用に切り替わります。
XRPウォレットはChromeから表示されない
BTCウォレット、ETHウォレット、アプリマネージャはすんなりChromeにインストールされ、Chromeのブックマックバーの「アプリ」から表示されるのですが、XRPウォレットは一回インストーラをダウンロードしてからインストールし、更にPC側のアプリ(プログラム)一覧から起動しないといけないようです。
Macだと、pkg形式でダウンロードされたものからインストールし、LaunchPadから起動するみたいな感じです。
BTCウォレットの生成する受信用アドレスは毎回異なる
受信用アドレスは使用する毎に異なるアドレスが表示されますが、ちゃんと届くので大丈夫です。
→アドレスが異なるのはウォレットで同一の乱数から生成される複数の秘密鍵を管理しているからじゃないかと思います。
ちなみに、本体側に表示されるアドレスと、画面で「DISPLAY ADDRESS ON DEVICE」を押した時に出てくるアドレスが完全に一致していることは常に確認しましょう。
(画面表示側を書き換える攻撃が実際にあったようです)
おわりに
一般的な注意ですが、少額だけ送金してみて正しく受け取れるかのチェックは必ずやりましょう。
送金手数料をケチってセルフGOXしたら元も子もないです。
また、何度か書いていますが、Ledger Nano Sは公式か、日本の正規代理店から購入しましょう。
ではでは。
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