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評価経済時代の凡人の生存戦略を考える

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評価経済」という言葉を最近良く聞きますが、貨幣経済との違いや、その中で普通の個人がどう振る舞えば良いのかいまいち分からないので、この記事で整理してみようと思います。

評価経済とは

色々な意味合いがありそうですが、貨幣経済と対比して、モノやサービスの対価に(貨幣ではなく)評価を支払い、(貨幣ではなく)評価を積み上げた方が豊かであり、仕事の報酬に(貨幣ではなく)評価を受け取るような社会、という仮説を置いて考えてみましょう。
貨幣(お金)を介さず、自分の評価や信頼を示すことで生活する社会ということで、無理矢理例えるなら全員お互いにツケ払いみたいな世界かと思います。

ただ評価や信頼はどう示すのか、という問題があります。
従来はそれを持っているお金の量で示していましたが、評価経済においては、例えばSNSのフォロワー数やレーティングスコアで示すことになるのでしょう。
しかし貨幣はやり取り可能ですが、評価は属人的なものなのでやり取り不能です。
(AさんがBさんからモノを買う時に、Aさんが受け取った評価の一部をBさんに渡すことは可能ですが、それは評価の考え方とは異なると思います)

結局、評価経済貨幣経済をそのようにドラスティックに置き換える経済というわけではなく、従来の貨幣経済をベースとして、何らかのジャンルで評価を得ている人がそれを利用して貨幣(お金)を稼ぎやすくなった貨幣経済1.1に過ぎないのではないかと思います。
とはいえ個人が発信する力を手に入れ、自身に対する評価が数値として見えやすくなった昨今、評価経済はきっと今後の貨幣経済の新たなルールにはなっていくのでしょう。

評価経済は凡人に関係があるのか

では、特に評価を得ているわけでもない個人はどうすれば良いのでしょうか。
率直に言えば、何かで評価を得られるように考え、頑張るしかないと思います。
評価経済によって、恩恵を得られるのは、今までファンはいたけど儲かっていなかった人たちなので、これまで何も尖った分野を持たず、努力も発信もしなかった人が儲けられるという話ではありません。

評価を得るには、人の役に立ったり人を感動させたり歓心をひいたりする必要があります。
人気者になる方法と同じで、やろうと思って出来るとは限りません。
ただ一つ言えるのは、コンテンツのクオリティはともかくとして、発信することは必須です。
特に顔や振る舞いの分からないインターネットにおいて、評価できるのは発信内容だけなので、評価を得るには世の中に対してのアピールはし続けないといけません。
それが注目されるかは運次第ですし、一時の注目がストックとしての評価につながるかは分からないですが、何もしなければノーチャンスです。
(もし発信内容に自信があり、注目さえ得られれば評価されること間違い無し! ということであれば、インフルエンサーの周りをウロウロしたり、新しいプラットフォーム(今ならVoicyとか)でいち早く発信するのが早道だと思います)

また、更に言えば正直一握りの専門家以外は、評価されている人のコンテンツのクオリティは凡人とどっこいどっこいだと思います。
どちらかと言うと、いかに早く情報をまとめるか、適切なタイミングで投稿するか、一歩だけ踏み込んだ内容を書くかと言った点が、凡人のコンテンツとの違いで、それによって得られる評価の差は、労力の差とは比べ物にならないほど大きいです。
それは、勝者総取りの性格があるから仕方ないですが、ある意味ビットコインのマイニングみたいに労働集約的ですね。
同じ土俵で真っ向から戦うと本当に何も得られないので、ある程度の評価を得るまでは自分ならではの経験や知識に根ざした差別化を考えるのが吉です。
…ということを最近は感じています。

まとめ

みんなとりあえずブログを書こう。
楽しいよ!

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